【日本人が少ない穴場旅行地】コタキナバル旅行記⑤〜サンセット&蛍編〜
今回の旅のテーマが「何もせずダラダラしよう」だったので、事前にオプションツアーに申し込むこともせずに日本を出発。
いざコタキナバルに到着したら、離島もモスクも行って他にやることが本当にない!となり、現地で申し込めるツアーを調べて、現地で申し込みました。
そのツアーが本当に本当に大当たりで最高の思い出になったので紹介します♪
まずツアーの申し込み先は安心の「HIS」。
旅行パッケージ自体は旅工房さんでホテル・航空券・空港とホテルの送迎のみがセットのものを予約。コタキナバル空港からハイアットリージェンシーまでの車の中でHISのオプションツアーの冊子を渡されたので、そちらを見ながら予約しました。
「ムンガボン川クルーズ&蛍鑑賞ツアー」 RM270(日本円で約8,310円〜)
他にも色々と候補はあったんだけど、このツアーにした理由は・・・
・蛍なんて東京では滅多に見られない
・自力では行けない場所にも足を運びたかった
・コタキナバルを発つ前夜に思い出を作りたい
ということで集合時間が夕方からのツアーが終了してホテル到着は21時過ぎ。そして車で約1時間程度の郊外までいくツアーを予約しました♪
集合時間にホテルまで車がお迎えに来てくれます。
ツアー参加者は全部で15人くらいでした。
ガイドさんはマレーシア人だけど、日本語が堪能でとっても話上手。(ガイドさんが当たりだとツアーの面白さが全然違いますよね)
このガイドさんはなんと東日本大震災の時にボランティアで日本へ。(その時は日本語全然話せない)現地で日本語を勉強し始めたのだそうです。マレーシアに帰っても日本で日本語の勉強を続けて、こうやって日本語を生かした仕事に就いたとのこと。
もしもHISのツアーを利用して、東日本大震災のボランティアに行ったというガイドさんに当たった方はよろしくお伝えください♪
約1時間ほど車に揺られて、ムンガボン川の桟橋に到着。
ここで簡単にお茶タイム。この片栗粉と砂糖?を混ぜてあげたおやつ美味しかった♡
その後船でマングローブ林へと出発。
天気も良くて風がとっても気持ちがいい!
明るい内に一度マングローブ林の中のクルーズを体験して、暗くなったら蛍を見るためにまた戻って来ます。
なんとラッキーなことにマングローブ林で野生のワニと猿に遭遇!!!
ガイドさんがいうには、とってもラッキーな出来事みたいで幸先がいい♡
こちらがクルーズを楽しんでいると、現地の方が船で魚釣りをしていたりと、実際にこんなマングローブ林の近くで生活をしている方がいることを肌で実感。
普段東京の高層ビルディングに囲まれて生活をしているのがなんだか夢みたいです。
ムンガボン川には水上集落があって、遠くからだけど見ることができます。
同じ人間だけど、水上集落に住むマレーシア人とコンクリートに囲まれて生活をする日本人。きっと価値観や考えが全然違うんだろうなと不思議な気持ちに・・・。
しばらくクルーズを楽しんだ後は、サンセットを見るために浜辺に降り立ちます。
まるでドラクエに出てくるような場所!人もそんなに多くなくて、それぞれがサンセットまで思い思いに過ごして時が過ぎるのを待ちます。
あたりがだんだんと真っ赤に包まれていくのがとっても神秘的。
この景色は言葉では表せないから、是非とも実際に現地へ足を運んで欲しいです!
こんなに綺麗な景色は生まれて初めてかもしれないくらいに絶景!!!
空も川も綺麗な夕焼け色に染まって、大好きな人たちの顔が頭に浮かびました。私の大切な大好きな人が全員この景色を見れたらいいのになと。
このサンセットを見れただけでもうコタキナバルまで来た価値があったと心から思いました。
真っ赤な時間がしばらく続いて、だんだんと日が落ちてあたりがピンク色に。
この色の変化も最高に美しくて、また絶対に来ようと心に誓いました。
日が沈み余韻に浸った後は、桟橋に戻り夜ご飯。
夜ご飯もそれなりに美味しくて満足!(ツアーについているご飯って大体微妙なので)
ご飯が終わったら、またさっきのマングローブ林へ。
天候や風によっては蛍が見れない日もあるらしいので、無事にみれるかドキドキしながら向かいます。
ツアー客全員が息を潜めて、同じ気持ちでマングローブ林を奥へ奥へと進んでいくと・・・
1つ2つとピカピカ光る物体が!!!
まさかあれが!!! ホタル!!!
最初は数が少なかったけど、奥へ進むほどマングローブの木にたくさんのホタルが!
まるでクリスマスツリーのようにピカピカと光っています。
ツアー客みんな大感動!こんなにたくさんのホタル見たことない!写真には映らないので、これは現地に向かって自分の目で見るしかないですよ!
またガイドさんが懐中電灯を使って、上手にホタルを船までおびき寄せます。
懐中電灯でメスがオスに対してする求愛行動に似た動きを真似るので、寄ってくるのはオスの蛍だと言っていました。(オスとメスが逆かも!)
小さい男の子が一緒だったのですが、その子の手の中までホタルを誘導して、ツアー客みんなで微笑ましく見守ります。
この求愛行動を真似る動きはテクニックがいるらしくて、ガイドさんよりも日本語が一切話せない船の運転手さんがものすごく上手だった!
運転手さんが船を止めて、ちょっと懐中電灯を動かすだけでウヨウヨホタルが寄って来ました( ゚д゚)
たっぷりとホタルを鑑賞したあとはまた最初の桟橋へと戻り、ホテルへと帰ります。
みんな夢の中から戻って来たみたいに、ふわふわした顔だけど充足感でいっぱいの様子でした。
このツアー本当にオススメします!
もちろん天候などをチェックしながら、ホタルが見れそうな天候と旅行が当たれば是非申し込んでみてください♪
私もまたこのツアーを利用して、コタキナバルに行こうと思います。
その時までこのムンガボン川が綺麗な状態に保たれていると良いな、ホタルがみれる地球であるといいなと真面目に環境問題についても考えさせられました。
こういう経験が一番今の環境問題を肌で感じることにつながるなと思います。